まず、「/home/username/samba」ディレクトリを「/backup」に「rsync」を使ってコピーしてみます。
# rsync -av /home/junichi/samba /backup
オプションに「-v」をつけるとコピー実行中の情報が表示されます。
コピーが完了したら、
# ls /backup
でコピーされているか確認してください。
次に、「crontab」に登録して定期的に「rsync」が実行されるようにします。
まず、下記コマンドを実行し、「/var/spool/cron」に「root」というファイルを新規に作成します。
# vim /var/spool/cron/root
そして、次のように記述します。
*/30 * * * * /usr/bin/rsync -a --delete /home/username/samba /backup
上記の記述は、30分枚に「rsync」を実行するという意味になります。
「rsync」に --deleteオプションを付けると、コピー元でファイルが削除されている場合、コピー先でもそのファイルを削除してくれます。つまりミラーうリングを行ってくれます。
記述したら、ファイルを保存して「vim」を終了させます。
これで、今後は30分毎に自動的にバックアップを実行するようになります。