デフォルト構成ではなく、手動でパーティションの設定を行いたいので、「カスタムレイアウトを作成します」を選択し「次」をクリックします。
上記画像は、パーティションが設定されていない状態のハードディスクの例です。 この画面を操作して必要なパーティションを割り当てていきます。
パーティションを割り当てるにあたって下記ページを参考にさせて頂きました。
http://www.obenri.com/_install_cent5/disk_cent5.html
各パーティションの意味などは上記サイトで解説されていますのでわからない人は上記ページを参照してください。
なお、以下よりパーティション割り当てについての解説をしていますが、あくまで当方のサーバー機のスペックに合わせたものですので、確保するパーティションサイズは、それぞれの環境に合わせて確保してください。
「/boot」パーティションの作成
パーティション管理画面で「新規」をクリックします。
すると、パーティションの追加画面が表示されます。
下記のとおり設定します。
マウント ポイント: = /boot
ファイルシステムタイプ: = ext3
使用可能なドライブ: = sda
サイズ(MB): = 100
追加容量オプション:固定容量
基本パーティションにする:チェックする
設定したら「OK」ボタンを押します。
これで、「/boot」パーティションが設定されました。
「swap」パーティションの作成
「/boot」パーティションを作成したときと同じように、パーティション管理画面で「新規」をクリックします。
下記のとおり設定します。
マウント ポイント: =
ファイルシステムタイプ: = swap
使用可能なドライブ: = sda
サイズ(MB): = 4096(サーバー機メインメモリの約二倍)
追加容量オプション:固定容量
基本パーティションにする:チェックする
設定したら「OK」ボタンを押します。
「/(ルート)」パーティションの作成
パーティション管理画面で「新規」をクリックします。
下記のとおり設定します。
マウント ポイント: = /
ファイルシステムタイプ: = ext3
使用可能なドライブ: = sda
サイズ(MB): = 1024
追加容量オプション:固定容量
基本パーティションにする:チェックする
設定したら「OK」ボタンを押します。
「/usr」パーティションの作成
パーティション管理画面で「新規」をクリックします。
下記のとおり設定します。
マウント ポイント: = /usr
ファイルシステムタイプ: = ext3
使用可能なドライブ: = sda
サイズ(MB): = 8192
追加容量オプション:固定容量
基本パーティションにする:チェックしない
設定したら「OK」ボタンを押します。
「/usr/local」パーティションの作成
パーティション管理画面で「新規」をクリックします。
下記のとおり設定します。
マウント ポイント: = /usr/local
ファイルシステムタイプ: = ext3
使用可能なドライブ: = sda
サイズ(MB): = 1024
追加容量オプション:固定容量
基本パーティションにする:チェックしない
設定したら「OK」ボタンを押します。
「/tmp」のパーティションの作成
パーティション管理画面で「新規」をクリックします。
下記のとおり設定します。
マウント ポイント: = /tmp
ファイルシステムタイプ: = ext3
使用可能なドライブ: = sda
サイズ(MB): = 100
追加容量オプション:固定容量
基本パーティションにする:チェックしない
設定したら「OK」ボタンを押します。
「/var」パーティションの作成
パーティション管理画面で「新規」をクリックします。
下記のとおり設定します。
マウント ポイント: = /var
ファイルシステムタイプ: = ext3
使用可能なドライブ: = sda
サイズ(MB): = 5120
追加容量オプション:固定容量
基本パーティションにする:チェックしない
設定したら「OK」ボタンを押します。
「/home」パーティションの作成
パーティション管理画面で「新規」をクリックします。
下記のとおり設定します。
マウント ポイント: = /home
ファイルシステムタイプ: = ext3
使用可能なドライブ: = sda
サイズ(MB): = 5120
追加容量オプション:固定容量
基本パーティションにする:チェックしない
設定したら「OK」ボタンを押します。
「/free」パーティションの作成
ディスク容量があまっているので、残ったすべての領域を「/free」パーティションとして割り当てておきたいと思います。
パーティション管理画面で「新規」をクリックします。
下記のとおり設定します。
マウント ポイント: = /free
ファイルシステムタイプ: = ext3
使用可能なドライブ: = sda
サイズ(MB): = 100
追加容量オプション:最大許容量まで使用
基本パーティションにする:チェックしない
設定したら「OK」ボタンを押します。
設定の確認
以上で、パーティションの設定は終了です。
設定が正しく行われているか確認し、問題なければ、「次」をクリックします。