2009年04月05日

ハードディスクのパーティション設定

CentOS 5.3をインストールするハードディスクのパーティションを設定します。

install6.gif

デフォルト構成ではなく、手動でパーティションの設定を行いたいので、「カスタムレイアウトを作成します」を選択し「次」をクリックします。

install7.gif

上記画像は、パーティションが設定されていない状態のハードディスクの例です。 この画面を操作して必要なパーティションを割り当てていきます。

パーティションを割り当てるにあたって下記ページを参考にさせて頂きました。

http://www.obenri.com/_install_cent5/disk_cent5.html

各パーティションの意味などは上記サイトで解説されていますのでわからない人は上記ページを参照してください。

なお、以下よりパーティション割り当てについての解説をしていますが、あくまで当方のサーバー機のスペックに合わせたものですので、確保するパーティションサイズは、それぞれの環境に合わせて確保してください。

「/boot」パーティションの作成



パーティション管理画面で「新規」をクリックします。

install8.gif

すると、パーティションの追加画面が表示されます。

install9.gif


下記のとおり設定します。

マウント ポイント: = /boot

ファイルシステムタイプ: = ext3

使用可能なドライブ: = sda

サイズ(MB): = 100

追加容量オプション:固定容量

基本パーティションにする:チェックする


install10.gif

設定したら「OK」ボタンを押します。

install11.gif

これで、「/boot」パーティションが設定されました。

「swap」パーティションの作成



「/boot」パーティションを作成したときと同じように、パーティション管理画面で「新規」をクリックします。

下記のとおり設定します。

マウント ポイント: =

ファイルシステムタイプ: = swap

使用可能なドライブ: = sda

サイズ(MB): = 4096(サーバー機メインメモリの約二倍)

追加容量オプション:固定容量

基本パーティションにする:チェックする


install12.gif

設定したら「OK」ボタンを押します。

install13.gif

「/(ルート)」パーティションの作成



パーティション管理画面で「新規」をクリックします。

下記のとおり設定します。

マウント ポイント: = /

ファイルシステムタイプ: = ext3

使用可能なドライブ: = sda

サイズ(MB): = 1024

追加容量オプション:固定容量

基本パーティションにする:チェックする


install14.gif

設定したら「OK」ボタンを押します。

install15.gif

「/usr」パーティションの作成


パーティション管理画面で「新規」をクリックします。

下記のとおり設定します。

マウント ポイント: = /usr

ファイルシステムタイプ: = ext3

使用可能なドライブ: = sda

サイズ(MB): = 8192

追加容量オプション:固定容量

基本パーティションにする:チェックしない


install16.gif

設定したら「OK」ボタンを押します。

install17.gif

「/usr/local」パーティションの作成


パーティション管理画面で「新規」をクリックします。

下記のとおり設定します。

マウント ポイント: = /usr/local

ファイルシステムタイプ: = ext3

使用可能なドライブ: = sda

サイズ(MB): = 1024

追加容量オプション:固定容量

基本パーティションにする:チェックしない


install18.gif

設定したら「OK」ボタンを押します。

install19.gif

「/tmp」のパーティションの作成


パーティション管理画面で「新規」をクリックします。

下記のとおり設定します。

マウント ポイント: = /tmp

ファイルシステムタイプ: = ext3

使用可能なドライブ: = sda

サイズ(MB): = 100

追加容量オプション:固定容量

基本パーティションにする:チェックしない


install20.gif

設定したら「OK」ボタンを押します。

install21.gif

「/var」パーティションの作成


パーティション管理画面で「新規」をクリックします。

下記のとおり設定します。

マウント ポイント: = /var

ファイルシステムタイプ: = ext3

使用可能なドライブ: = sda

サイズ(MB): = 5120

追加容量オプション:固定容量

基本パーティションにする:チェックしない


install22.gif

設定したら「OK」ボタンを押します。

install23.gif

「/home」パーティションの作成


パーティション管理画面で「新規」をクリックします。

下記のとおり設定します。

マウント ポイント: = /home

ファイルシステムタイプ: = ext3

使用可能なドライブ: = sda

サイズ(MB): = 5120

追加容量オプション:固定容量

基本パーティションにする:チェックしない


install24.gif

設定したら「OK」ボタンを押します。

「/free」パーティションの作成


ディスク容量があまっているので、残ったすべての領域を「/free」パーティションとして割り当てておきたいと思います。

パーティション管理画面で「新規」をクリックします。

下記のとおり設定します。

マウント ポイント: = /free

ファイルシステムタイプ: = ext3

使用可能なドライブ: = sda

サイズ(MB): = 100

追加容量オプション:最大許容量まで使用

基本パーティションにする:チェックしない


install25.gif

設定したら「OK」ボタンを押します。

設定の確認


以上で、パーティションの設定は終了です。

設定が正しく行われているか確認し、問題なければ、「次」をクリックします。

install26.gif


posted by セント at 17:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | CentOS 5.3のインストール
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